2013年10月21日月曜日

#15 経年変化とともに


建物の経年変化の味わいとともに出てきてしまうのが、柱や壁との継ぎ目などにできる隙間。この建物も築40年以上経っているため、いたるところにこういった隙間があり、今回その隙間を埋めてしまおうと思います。

壁を白く塗ったため、隙間が少し目立つように


建築業界では隙間を埋める作業で「シーリング」や「コーキング」といった、いかにも難しそうな単語が出てくるのですが、実際に作業するためには近所のホームセンターにいって充填材を1つを買えば良いだけ。特別な道具や技術は必要ありません。


こういった樹脂系の材料です。
これを木工ボンドを塗るように隙間にジューっと塗って乾かせば…
隙間がキレイに充填されます。

経年変化は建物に味わいをもたらしますが、一方で補修をしなければいけないところを見極めていかなければいけないこともあります。

建築は難しい単語がいっぱいでてきて敬遠されることもありますが、今回みたいに実際に手を動かしてみると意外と単純だったりします。(もちろん難しいものがほとんどですが…)
そういったものを少しでも分かりやすくブログに書いていければいいな、と思った石母田でした。


(文・写真=石母田 諭)

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